生き霊と死霊
霊視の感覚は霊能者それぞれ感じ方が違いますので一概には言えませんが、私の場合は生き霊からは生温い温度のようなものを感じます。死霊は冷たく感じます。
また、同じ金縛りでも、死霊の方は「ああ、体の上に乗ってきてしまったなあ」と思ってもしばらくするといつの間にかスヤァ~!と眠ってしまい起きたらもう朝だった、というように「夢だったのかしら」と思うほどなのですが、生き霊は乗ってきたら一晩眠りにつけません。「重いからどいて!!」と追い払って姿は見えなくなっても朝まで寝付けずに過ごしてしまう事が多いですね。
何度も来てしまうようなものは生き霊かもしれません。生き霊はしつこいのも特徴ですから。
相手が生きている以上、成仏などありませんから相手の気持ちが変わらないとなかなか霊障が改善しない事がありやっかいです。
死霊からはこの世への未練や悲しい気持ちというものを感じますし表情もぼんやりしていたり悲しい顔だったりします。身内に何か知らせたい事がある霊ですと、笑顔や心配そうな顔など表情で起こる事態を教えてくれたりします。
生き霊からは怒り・妬み・憎しみなど攻撃的な感情を感じます。片思いがなかなか伝わらないとかふられてしまった人の執着が強い場合は想い人の首を締めてくる事も。
死霊でも生き霊でも大抵の霊は「お帰り下さい」とか「重いのでどいて下さい」と心で強く念じれば消えてしまうでしょう。
それでダメなら自分が信じているものを頼る...例えば祝詞や南無阿弥陀仏を念じても良いでしょう。
私の場合は小さい頃に「何か困ったらこれを唱えなさい」と母方の祖母が教えてくれた「豊川陀枳尼真天(トヨカワダキニシンテン)」の真言、
『オン シラバッタ ニリ ウン ソワカ』
と唱えますと、すーっと霊はいなくなります。
私はお稲荷様とご縁があるのでこの真言はよく効きます。(鬼神だけど大丈夫なんですかと聞かれますが大丈夫です。邪なエネルギーを祓う力が強い真言です。)
自分が信じるもので良いのです。
霊的なエネルギーによって安眠を妨げられたり、部屋が気持ち悪いとか体が急に重くなり鳥肌が立つなど明らかに霊障を受け始めているなと感じたら、自分にしっくりくるものを念じてみて下さい。
栄えている大きな神社に晴れた日の午前中(最も神社のパワーが強くなる天候と時間帯)に丁寧にお参りして霊や悪い人との縁は断ち切って下さいと定期的に願掛けをなさるのも良いでしょう。
お参りをなさる時は願掛けの前にご自身の名前と住所は伝えてから願掛けなさる方がご利益がありますよ!