末子の闘病と宗教勧誘。

2022年04月15日 14:15

子供は幼少期から発達障害で、様々な人の支援と教育を受けながら成長し、もう高校生になりました。就活に向けた訓練をしっかりしていて自分以外の人を思いやる事もできるようになり、だいぶ大人になったなあと感じていた矢先、両側頭葉てんかんを発症しました。脳の両側の海馬に奇形があったのでいずれは発症すると予想はしていましたが就職活動中というタイミングでのてんかん発症に本人も親も大変落ちこんだりしておりました。難治性で薬もあまり効果がなく定期的に大発作と言われる全身けいれんを起こしております。本人は発作中の記憶があまりないので発作後の頭痛以外はけろっとしておりますが親は毎回おそろしい形相で痙攣している子供を介助しています。何度見ても発作中の姿には慣れませんね。霊体を視る時よりもずっと怖い。発作後はどうしても全身の筋肉痛と頭痛が酷いので私がレイキヒーリングを頭部におこなって何とか安眠してもらってます。筋肉痛はヒーリングではあまり取れませんが頭痛の方は気持ちが良くなり寝てしまうようで、仕事のために取得した資格だけれど我が子にも自分の技術が役立って良かったです。

以前は水泳が好きでコロナが流行る前はよく近所の温水プールに通っておりましたが今後はプールも風呂の長湯もダメ。温泉旅行が好きな子だったのにゆったり風呂に入ることもできなくなりましたし、修学旅行も辞退する方向で考えており、楽しい事があまりないねなどと悲しそうにしている姿を見て胸を痛める今日この頃です。

そんな話を知人としておりますと高確率で宗教を勧められるんですね(苦笑)。このお札を持っていれば全てが解決するとか特定の神を拝んでお布施をすれば子供の障害が消えるとかですね。私が神というものをどうとらえているのかを話せば長くなるので割愛しますが、神にすがって生きると楽になれる人やお札を持っていたから災難が避けられたと思える人は信じて生きていけば良いのです。どんなに勧誘されても私はこれから先も無宗教のままですが。

 憎まれっ子世に憚るの言葉通り、故・石〇慎太郎氏や独裁者〇ーチン氏のような人間は沢山の人の心や命を踏みつけているのに自身は裕福で大きな権力も持ち、充分すぎるほどに長生きではありませんか。神をめぐって宗教戦争だって起こるのですから、神様は決して善良な人や弱者の味方などではないということは言えるかと。


人が弱ったタイミングで宗教を勧めてくる相手を特に否定するでもないけれど、ふんふんと聞き流しております。心が弱っている時を狙って人を取り込もうとするのは何も霊だけではなく、生きている人間も似たようなことをするものだと思いますね。霊も元々人間だから当たり前といえばそうですが。

ワクチンを打つ打たないも、何かにすがって救いを求めるのも、霊的なことを信じるのも、それぞれが考えて決めれば良いものです。強制してくる相手とは距離を置く方が良いと私は思っています。人間の問題は人間自身が解決するものであって、誰かが代わりに解決してくれることはないのですから。

私は、宗教活動に参加する時間があるならもっとてんかんの事を学んだり子供が将来グループホームに入れる道筋を作ったりすることに時間を割きたいと思っております。